多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

6回目

2018.3.14 なぜ泣ける? きみの声をとどけたい 6回目鑑賞記

アニメーション映画の素晴らしさ。それを知らしめ、断絶させたのは紛れもなく監督兼活動家の老害その人である。「千と千尋」で、この人を見限った(以後の作品は、同僚含めて触らないで来ている)のは、当の本人の成長ぶりをカリ城のタイミングで予見したのと同じくらい先見の明があった。
その一方、細田氏、新海氏といったニューウェーブの作家の取り込みにも失敗する。映画自体に興味関心を持てなくなった結果でもある。
取りこぼした作品の数々。それは取り返しがつくとしても、これからの作品は極力見る方向に舵を切ったのが去年の今頃のことである。
2017年9月1日。君縄初見デーと同じくらい、この日は私に衝撃を与えた。「きみの声をとどけたい」初見デーであり、まさにこんなストレートな作品が感動を呼び起こすとは思いもよらなかった。
初見鑑賞記はこちら
だがとにかく見られていない。ヤバいとなって、正装で対峙しなかったほど危機感にとらわれる。なんとか5回は見れたが、それでも不十分だ。
しかし、結果的に、関西のファーストランはあっという間に終了し、シネマート心斎橋での第2次以外、手を上げてくれる劇場はなく、当方も「これまでか」と落胆する。
だが、ここで救いの手が。京都・出町座での公開が決まったのである。期間は3月初旬から3月いっぱい。小品を扱う2スクリーン、100席足らずの小規模館ならではのチョイスといえなくもない。

そして、あろうことか、3/14に休みが取れてしまう。そう。うめだ阪急での新海誠展の初日とうまくバッティングしたのだ。
「この世界の片隅に」も併映している出町座だが、さすがにそこまでの資金的余裕はない。結局キミコエ一本に絞って勇躍京都に向かう。

短い商店街の角に立つ出町座をすぐさま発見。しかし、ここ、出町枡形商店街が別の聖地・・・たまこまーけっとの舞台であるとは知らなかった(ほかの方のツイートで知ったのが初めて)。まさに「この町のメインストリート、わずか数百メートル」を地で行く短い商店街の端に、落書き帳も発見するが、さすがにかかわっていないのでスルー。
到着は11:40。近くの王将(ここがまた香ばしいのだ)でランチをして、鑑賞に備える。

ここの座席指定方法はかなりシンプル。券売機で買うのは「料金」部分、座席指定は人力(ホワイトボードマーカー大活躍ww)なのだ。一応チケットにも書き込まれるのだが、これでは「行ったか」どうかなんか証明のしようがない。
まあそこは割り切ってスクリーンに対峙。47名とされる満席に対するスクリーンは当然小ぶり。プロジェクターのファンの音がかなりうるさいのが玉に瑕。音響にうるさい御仁にはおすすめできない点である。セリフなどは明瞭に聞こえるし、効果音や擬音などもクリアそのもの。細かい音がそこそこ表現できていると感じたところはよかった。

さて観客数。全員男性/5人だった。しかし、全て年齢層が違う。20代、30代が一人、40代2人、そして私が最年長の50歳代。平均は30代後半〜40歳代前半。どうせ平日だし、下手したら貸し切り、と考えていたのは甘かったか…

音の明瞭さがあらわになると、想いがストレートに伝わってくる。そうなると、涙腺はたびたび励起させられる。彼女たちの本音、ぶつかり合い、慰めあい・・・すべてがドラマで、計算されていないとさえ思う。ここは脚本の妙をほめるべきだろう。
そして、クライマックス。私もよもやここで大号泣させられるとは思いもしなかった。登場人物が歌うことが、ここまで感情に訴え掛けるものなのか…
独り言に近いセリフで泣かされる「君縄」、自分が死ねと命じた48人を諳んじる「ノゲノラ」、親子の情愛が、血のつながりをも超えた「さよ朝」。泣かせどころはそれぞれだが、「キミコエ」は、音楽に根差しているとわかるシーンが多いのも特徴だ。だから、歌詞にも仕掛けをして泣かせに入っていくのである。

もちろん、雨の中をずぶぬれになりながら走り、「紫音ちゃんの、バカぁぁぁ」で私も感極まる。すべての思いが伝わらなかった主人公・なぎさの心の叫び。それがもたらす想いは大の大人を涙まみれにしてしまうのだ。
この作品が持つポテンシャルは、キネマ旬報が無視してしまうほどしょぼいものだったのか?とんでもない。少なくとも、数万人の心の中に感動を植え付けたことは間違いない。

「映画にはまだ、こんな力があるんだと教えられました」。
新海氏が放った名言は、映画に携わる業界人のみならず、映画を見ることの効能に気がついた人たちを立派に後押しする。私も、この作品を見ることができてよかったと思っている。

2017.1.13 全くの別物か?! IMAX版「君の名は。」鑑賞記

確かに亜流であるとはいえ、当方が「公開初日」に劇場に登場するシチュエーションは、幾多のアニメーション映画でもやったことのない初の行動である。この映画関連では、本当に当方史上初、の事柄が多い。

閑話休題。
結論から先に書かせていただく。

なんで最初っからやってくれなかったんだよ?!

オープニングの東宝のロゴがあまりにもきれいで、これだけでも「IMAXってすごいな」を実感できること請け合いである。
もちろん、本編は、光学的に見せる部分がより輝きを増し、赤は特により鮮明に(ご神体訪問のシーンが一段と際立って感じられた)、音響的な部分で言うと、クリアでかつ細部にまで音が拾われている感じが随所に感じられ、画面的に言うと、意外と見落としそうな、サイドに書かれている内容や記述がしっかりと目に入ってくるから面白い。特に新聞記事などが詳細に追うことができるレベルまで精細化ができているところは少しうなった。

画面のデジタルリマスタリングもそうだが、音響面での進化は、はっきり言ってすごいの一言だ。黒板のチョークの音、瀧の描く鉛筆のデッサン、チンピラのテーブルを蹴り上げる音。メリハリがあり、そのものずばりが浮き上がってくるからすごい。もちろん「セカンドインパクトw」の音もなかなかに迫力があった。

映像だけが精細化したとは言うものの、プラス500円の価値があるかどうか、は正直人によって意見は分かれるだろう。データ量としては、ほぼBDクラスのものがこのIMAXといえなくもないわけで、その美麗ぶりを先取りした、と考えれば、安い買い物と受け取れる人もいるだろう。
当方も「ストーリーはいじっているわけではないが、まるで別物」と感じてしまったのは偽らざるところである。ここまでブラッシュアップできる技術が諸外国には存在する…IT立国ではない日本が、映画産業が斜陽化しつつある日本だからこそ、金を稼げるシステムは外国頼みにならざるを得ないのだろう。

だが、リピーターだからこそ、このIMAX版の凄さがよくわかるのであり、IMAXで君縄デビューしてしまうと、通常版が限りなくしょぼく見える。
まさか「今から初見」という人はほぼいないと思われるが、そういう人ならなおのこと、通常版を見ていただいてからIMAXへランクアップしていただきたい。

ともかく参りました、の一言。公開当初からこの話があったのなら、もっといい映像作りにもなっていたはずだろうし、残念極まりない。だが、やはり初日に行ったのは正解だった。

2017.1.13 こ、これが… 「君の名は。」IMAX視聴記(1)

完全に止まらなくなっている当方の"暴走モード"。
すでに5回もスクリーンの前に座り、あらすじどころか、おかしなところを次から次に上げていく解析欲がありえないほどの記事を書かせ、そしてそれは、初見から3か月以上たった今でも衰えることがない。

そう。虜、というか、篭絡というか…。
この、恐ろしいまでの中毒ぶりに至ったアニメーション映画は、いまだかつてない。それは、あのシーン・・・書こうとするだけでヤヴァイ 瀧の心情が私をとらえて離さないのである(ホラ。モウ、ルイセンガ・・・)。

今や完全にリピーターのためだけになっているといってもいい20週目以降の公開状況。IMAX上映がここまでずれ込んだのは遅きに失した部分もあるわけだが、これなくしては、最後の一山、というわけにはいかないのだろう。
すでに日単位では数万人レベルにまで落ち込んでいる当該作品が、越えるべき山は、依然として高い。だが、それを含めても、IMAXでリマスタリングされた本作品を見ておくことは、フリークとしても、又今後の映画鑑賞の際のポイントとしても抑えておくべきところではないか、と思っていたりする。

最高峰のシステムである、109シネマズエキスポシティのレーザーでの描写は、次回作のために取っておくとして、既存のスクリーンの改修で見るとどうなるのか、を体験したく、初日・ラスト回を勇躍予約。
もっとも、帰宅が深夜になるところは致し方ないが、時間帯が非常に悪い(難波の場合、通常版を夕方一番にしているため、このタイミングで見ないと帰りがしんどいのにそれがなかったところが大きい)ところを差っ引いても、また、記事作成時点でも、大入りとまではいかない館内のネタどりも捗るとの見立てもあって、あえてこの時間帯にしてみた、というのが実際である。

風呂にまで入り身を清め、それこそ一種の神事か、と思えるほどにまで整えて、劇場に向かう。到着は、ジャスト8時。一時間も前の入場だが、これが功を奏する。そう。もうひとつのお化け作品の入れ込みに驚愕する。→証拠映像。いやはや、こいつも侮れないですぜ。
DSC_0332


直前まで入れ込み状況をチェック。最終的には100人超えは確実で、規模的には3割あるかないか。ど真ん中付近を押さえたわけだが、左隣は、お一人様お二人。右隣は、中華人三人組。完全左隣のかたは、50代後半。ちなみに、彼も感極まってましたww
観客層は、やはり、金曜深夜回ということもあり、仕事帰りの層が大半。よって、年代は20代後半〜40代という感じ。意外にも、初見とおぼしき方も見受けられた。男女比は、そんなわけで7:3と、久しぶりの男性上位。

開演前に、IMAXのすごさをコレでもか、と見せつけられた暁には、否応なしに期待が高まる。
→続くwwwww
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