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今回の「想い出の店舗訪問」は、意外な場所に出店しながら、早々に閉めてしまった店舗に関してである。

それは、泉南地区にあった、旧泉佐野店(0691→0715)である。そして、ここは現在までに『開店初日にほぼ一番乗りに近い形で突撃した』最後の店舗であり、そして、「レジ応援に他店より派遣された最後の店舗」でもある(開店初日に訪問ができたのは、旧金山店(0762)が最後)。

実は、ダイエーも、某A社が導入しているような、サーキット型のモール開発を進めていた時期がある。現存するダイエー資本で作られたモールには、マリナタウンがあるが(残念ながら、これもイオン九州に行ってしまいました)、この店コードはなんと0692。開設当時の泉佐野とは一番違いなのである。

オープンは、2000年の3月。当方が、レジ課員として、応援部隊に派遣されることは、今までに関西/関東で幾度もあったわけだが、当方のレジ応援で一種の”伝説”をつくった、桂南店(0661)の偉業がまだ忘れられない中での新店。血沸き、肉躍った感覚は今でも容易に思い起こせる。

駐車場は基本止め放題だったので、開門までは誘導路で待つ。確か、初日はオープンからのシフトではなかったので、オープンセレモニーを見に並ぶ。品物の購入も終え(このときは、いわゆる、店舗外観写真を含めて訪問記録としていなかったので、レシートだけ)、美味しいと知っていた讃岐うどんの名店がテナントとして入っているのを認めて、そこで昼食。そのあと、シフト通りに8時過ぎまで勤務したと記憶している(記録はあるのは知っているが、WIN98パソコンのHDDの中…今から発掘するのも骨なので気が向いたらupすることにする)。

同様の勤務体制をオープン日から3日間ほどやったと記憶。ところが、それほど大混雑するほどでもなかった。無理もない。この0691店ができた時点で、人口に対する商業施設の面積が多すぎる「オーバーストア」状態だったのだ。もちろん、競合他社も対抗した価格で応戦する。日根野にあるジャスコが目下の最大のライバルだったわけだが、湾岸道路沿い/大渋滞も引き起こすなど、買いにくくさが浮き彫りになって、フルラインから食品スーパーへの転換を余儀なくされる。

本当のことを言えば、「脱GMS」のモデルケースと言ってもいい店舗になるべきところだったはずである。新装なったGC泉佐野店の開店日は2006年3月11日。それから0715店に訪問したのは、和歌山店(0342)に立ち寄った帰りの2012年9月28日である。

当時の「ショッパーズモール泉佐野」の外観
泉佐野01

GC泉佐野店の入り口
泉佐野02

ダイエーがフルラインを止めても、モールの運営主体は変わっていなかった証拠がこちらの掲示物。
泉佐野03




 <想い出の店舗訪問 第四回>
 訪問店舗名  GC泉佐野店(0715)  訪問日  2012.9.28
 当日の訪問順位  2店舗目