多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

NOWONAIR

2019.8.4 推しの晴れ舞台に感涙 NowOnAirワンマンライブ RIDE ON!

ひとつのグループを応援する。最近の言葉で言えば「推す」というのだろうか。
推しメンという言葉が使われ始めたのは、AKBグループが勃興し始めていた2011年ごろから使われ始めているもので、流行語大賞にも選ばれている。つまり「推す」という言葉自体はそれほど歴史はないのである。

だが、「推す」対象が私に出てくるとは、2016年の時点で思いも付かなかった。
2017年9月。「きみの声をとどけたい」の初見となった1日。この日から私の推しに俄然上がったのが「NowOnAir」であった。
どこに惚れたのか?6人のパーソナリティーが豊富だったことが挙げられるが、やはりこの6人をうまくキャスティングできているところが大きい。ボーイッシュなかえでに田中有紀という名優を当て、鈴木陽斗美というアーチストに演奏までさせ、三の線でありながら押さえキャラという難しい役どころの神戸光歩、この6人なら主役のなぎさは片平美那嬢しか見当たらないし、雫役の岩淵桃音、夕役の飯野美紗子はいわばリーダーゆえのお嬢様キャラがぴったりだった。
要するに全員が芸達者だっただけでなく、作品に欠かせない人材だったと言い切ってしまいたい。それだけ、このオーディションはすごかったのだ。

デビュー間もないアイドルともいえないグループを推さざるを得なくなったのは、実はある会合を聞いてしまったからである。それは今や伝説になりつつある、後夜祭といってもいいメインなスタッフたちが集まった飲み会の席上で、音響監督を務められた清水氏の一言である。
要約すると、「この子たちの成功には大人たちのバックアップが必要である。スタートダッシュが効かなかったのは我々の責任でもある」というような内容のことを言われたのである。
私はこの作品の興行的な失敗は関わった人たちにもかなりのダメージを与えているだろうし、正当な評価がされていないことにも忸怩たる思いでいた。清水氏のこの一言は、まるで「かかわった以上はお前ら頼むぞ」という言葉として私に伝わった。

それからというもの、新譜は買う/カラオケではレパートリーは増えないが、「キボウノカケラ」を毎回のエンディングにする/「この声が届きますように」も歌唱できるようにするなど、極力応援はしている。
その彼女たちのワンマンライブ/しかも日曜日に設定されているとあれば、新幹線を使ってでも会いに行くのは、当然の義務のように思っていた。

だが、チケットを見て愕然とする。整理番号が141番だったのだ。
200人強の箱だろうと思ったのだが、そんなとこで尻から数えた方が早いのは、もう半分やる気がうせてしまう。入場も、待機列にピリピリする運営で気を使いすぎてる感じもあって、いざ入場ってなっても当方はあまり上がらない。
入って奥の隅に陣取るのだが、目の前の二人組に見覚えがあった。それはファーストミニライブにも来ていた、迷惑コーラーだった。
果たして彼らがどこまで推しなのかは知らない。だが、例えば雰囲気に合わない即興のコールなどは誰も望んでいないし、公認もされていないだろう。事実、何度となく運営から注意されていた。
そんなこともあって、正直言って半分上の空、であった。それだけ没入するほどでもなかったか、と思ったのだが、メンバーの成長ぶりには目を見張った。
中でも一番うまくなったな、と感じたのは、神戸嬢である。それまでの歌に自分が見えていなかったのだが、このライブでは自分をうまく表現できていた。そこを感じ取れただけでも大収穫である。みんひとこと鈴木嬢は、相変わらずなんだけど、彼女が彼女のままでいられるのも、このグループあればこそ、である。
ラストのあいさつは、個々人の想いがビシビシ伝わってくる。2018年、ほぼ何事もなく推移した一年に我々も気になっていたところでもあったのだが、マネジメントの転換があったことを如実にうかがわせる2019年に入ってからの復活ぶりに全員が言及したのは、やはり「なにかがあった」ことをうかがわせる。
それでも6人が一つの舞台で歌唱できている幸せ。「Wishes Come True」の存在があるだけで私はこのグループを推せる。アルバムにはないこの一曲を、それもみんひとのピアノ伴奏で聞かされた日にゃ、涙腺が崩壊しない方がどうかしている。

何人かのフォロワー氏とは会うには会えたが、まさしく追っかけと化したちゃおず氏には会えず(そりゃぁ、最前列に居たんじゃ、ねぇ)。新幹線も気になっていたので、そそくさと会場を後にする。

2018.4.7 初ライブは○○の洗礼… NOWONAIR 1ST Mini Live@下北沢440

声優関連に血道を上げていたのは、当方が大学生のころまでさかのぼる。
いわゆる「声優ブーム」が勃興する寸前くらいであり、今のような、どこの馬の骨ともわからないような多数の声優たちが入り乱れる事態を想起できなかった時代である。このころの声優諸氏は、いわば正統派、と言われるような、声の仕事がメインで歌やお芝居などは精力的にこなさないという感じの人が多かったと記憶している。
その中にあって当方がほれ込んだのが、笠原弘子嬢である。同時期に活躍した声優には、国府田マリ子や椎名へきるなどがいるが、私が入っていったのが彼女の歌唱力センスからである。
所属していた大学が、当時そこそこに認知もされていた彼女を学園祭に呼んだ時は「神か」と思ったほどであり、出待ちの挙句に途中まで車で追っかけるまでの入れ込み具合を呈していた。あとにも先にも、このライブ以来、声優関係でコンサートも含めていくことは一度もなかった。

だが、今回ばっかりは何をさておいても行かなくてはならない衝動にかられる。東京に自分がいる奇跡、しかも予定も何も組んでいない土曜日に設定されている仕組まれたかのようなスケジュール。参加するな、という方がどうかしている。
「きみの声をとどけたい」の演技を大幅に買っている当方からすると、歌のレベルは、正直ほかのグループとどっこいどっこいだとは思うが、だからこそ、推さなくてはならないのだ。

敢えて宣言しておくが、すでにばら売り状態で個々人で活動している状況から見ても、この6人が一堂に会し、ひとつところで歌う"奇跡"は、そう何度もあるとは思えない。顔出しが顕著な人とそうでないメンバーとで格差が出てきてしまっているのが如何ともしがたい。そういう局面が続くと、空中分解は必至。6人が5人になり、4人になり・・・は、簡単に描ける未来予想図である。
そうならない、させないための施策をファンたる我々が打たなくてはならない。それができて、6人のつながりが強固になり、たとえバラバラな活動があっても、グループとしては残り続けることが可能だからである。

友人宅は10時前に出発。下北沢に到着するや、「喫茶アクアマリン」のカウンター周りの意匠を採用したとされる喫茶店、『カフェ・トロワシャンブル』で軽くコーヒータイム。
当方のツイッターより。
店舗外観はこちら。
下北沢0407_01

立席チケットだし、整理券入場方式だし、敢えて早く行っても仕方ないとばかりに、まずは王将で腹ごしらえ。トリウッドでの16:10の回を先買いするも、またしても1番(もっとも、事前購入者もいたので、完全1番乗りはかなわず)。
ライブハウス店頭には、お花が何本か。矢沢紫音役の三森すずこ嬢のものを見て、「あ、サプライズ出演はなしか」と悟る。あの名曲…「Wishes Come True」の時に、あるいは、紫音のための子守歌の時に出場するか、と思ったが…。
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さて、来場客を見るのだが、後で知ったこともあるが映画関係者並びに映画から入ってきたファンが多勢を占めている。いわゆる声優・アイドルクラスタは数えるほど。それは年齢層から見ても判断できる。下の名前で呼び捨てにするのは間違いなく声優から入った口。ラジオやツイッター、映画から入ってきた人たちは、あだ名やちゃん付け呼び。ちなみに私はと言うと、誰が誰だかまだしっかり把握できていないといったありさまwwそれでも着席70人ほど、立席30人余りの100人が一堂に会したのだから、なかなかのものである。
当日のセットリストはこんな感じ→これもツイッターから。
さて、開局一番は、もちろん「この声が届きますように」。さあ、どうなるかと思いきや、立席でいた数名の声優クラスタと思しき面々がコールを叫び始める。「うはぁぁぁぁぁぁ」。いや、私の方が失念していた。彼女たちはアイドルであり、声優ユニットであり、あのさいたまスーパーアリーナで見せる「大きいお友達」たちの支援あればこそ活動できるのだと。それならば、と当方も完全に自己の殻にとどまり、一人ノリに乗る。
映画関連の3曲では、そう言ったコールはなし。お、なかなかやるではないか。まあ、曲調がそういうものではないから、当然といえば当然。彼女たちを推しているメンバーが曲に関して無関心であるはずがなく、自重したのではなく、またそういう曲であることを知らないわけでもない。映画の世界観を壊さなかったことは特筆に値する。
片平嬢の歌う「本当の私になりたくて」を生で聞き、涙腺が励起。「Pure Song」の鈴木嬢の歌唱力に度肝を抜かれ、あ、この子は本物だわ、と再認識。もちろん「Wishes Come True」では大号泣。映画には見向きもしていない声優・アイドルクラスタの面々がどういった感情にとらわれていたのかは聞きたいところである。
カバー曲を歌われた時は、「すわ新曲か」と思ったのだが…持ち歌がいまだにそれほどない状態なので、間が持たないことはわかるが、それならば、企画であるとか、質問タイムとかをもっと増やしておくのがよかったんではないかと思う。ここは少しだけ苦言。一応キボウノカケラでいったん掃け、アンコールで登壇し、なんと、「この声が」で〆る。レパートリーのなさがここでも効いてくる。

一期一会のライブTシャツを購入し、交流会にも参加。まあみなさんかわいいのだが…充実感が伝わってきたことだけは確かだった。
出場し、一部のツイ民とエンカウント。だが、この日も、大本命の方とは劇場でも遭遇できず。焦りの色が隠しきれない。

最後に感想ということになるのだが、私個人的には「不満な点は多い」とまず言っておく。ライブ感を出したいのはわかるが、ジャズメインの箱での声優イベントは、正直場違い感が満載である。もちろん、「きみの声をとどけたい」の劇中で琵琶小路乙葉がVoを務めるバンドが「Pure Song」を歌っている場所のモチーフがここ、ということは知る人ぞ知るわけだが、逆に「なんでここで」と思っている層も少なからずいるはずだ。アキバやサブカルに認知度の高い場所でやった方が盛り上がりという面ではもっとあったはずで、場所ありき、にしてしまったところが少しだけ物足りない。
ライブの内容は正直もう一つとする。デビューしたて/認知度もほぼゼロに近い彼女たちが、自分たちを売り込むことをしないと、これから先が思いやられる。キミコエプロジェクトイメージの2曲/キボウノカケラとカップリング/キミコエ劇中3曲の7曲でよくライブを、と思ったものだが、アルバムすらない状態での無謀なチャレンジは一応褒めておく。8月のイベント開催前後がそのタイミングと解釈するが、少なくとも「新曲製作中」と言ったアナウンスあたりは欲しかった。
そして、われわれ「キミコエ」クラスタが越えなくてはならない壁。それは、オタ芸/コールと言った、正統派アイドル・声優ユニットと見てしまう人たちとどうすみ分けるか、と言ったところである。ほかのユニットと比べて平均年齢は高そうな観客層。それは、まさに映画での彼女たちに魅入られた人たちが応援方々見に来ているものだと理解している。そんな我々にとって、応援という名の「自己陶酔・自己実現の場」にしてしまう彼らの存在は、今後にとっては不可欠な人材であるとはいえ、ほかの同様のユニットと同じ道を歩んでしまいそうな気がする。コアなファンだけが残り、年齢やその応援体質についていけない人々が離れていく素地を生みかねないところである。

ともかく、奇跡的な空間に立ち会えたことは、本当に誇りにしていいと思う。関西勢がどの程度いたかは知る由もないし、下手すると当方が唯一の参加者の可能性すらある。ともかく、この場を作っていただいたことに感謝するしかない。

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