2016年以前の私と現在とで、決定的に違った行動規範がある。
それは「映画サービスデーには必ずスクリーンに座っている」という点である。
2016.10.1からは皆勤賞。特に年末年始の大作が出てくることもあり、劇場は結構活気づく。
そんな中で、当方が触手を動かされているのが「DESTINY 鎌倉ものがたり」と今回観た「カンフーヨガ」、そしてガルパンの映画版である。
第一弾に「カンフーヨガ」を指定したわけだが、結論から言うと、「これもまた映画」ということになるというところが恐ろしいのである。
ジャッキーが出てくるということで、お決まりのカンフーアクションは確かに堪能できる。ところが「ヨガ」って、どこで出てくるんですか?あ、謎解きにヨガのポーズが必要とか…エ?違う・・・あ、わかった、ヨガを取り入れた技が出てくるんだ…それも違う・・・敵役がヨガでジャッキーの技をことごとく封殺して窮地に陥るとか…これでもない?
ヨガが占める映画の中の役割は、はっきり言って数%以下だ。冒頭、研究員がジャッキーの客間のベランダで披露するシーンと、フリーダイビングする際のレクチャーの時くらい。ヨガで敵を撃退しているわけでもなく(できるわけないがwww)、存在価値も感じられない。
カンフー太極拳でも、カンフー盆踊りでも、カンフーバブリーでもよかったっちゃあよかった話である。ヨガである必然性を探すなら、インドとの合作映画、というくらいしか思い当たらない。
ストーリーも厚みを期待する方がどうかしている。ロケ地を転々として盛り上がるだけである。もちろん、途上にサプライズも用意されているが、ストーリー上には何の効果も表れない。ラストシーンで、敵役、というか、ライバルに当たる富豪が改心するという、とんでもない結末で口があんぐりとなった。
そして、インド映画の真骨頂たるキャスト総出の大円舞大会が繰り広げられるのである。衝撃はそれだけではない。スタッフロール残り1/4を残して、なんとBGMが途切れてしまうのだ。
こんな映画(のようなもの)、見たことないっっって、表現されるのはそういうことだったりするのだ。香港風の「インディ・ジョーンズ」(自分で言ったりしているし、そういう点でも始末に負えない)を、金に糸目をつけずに作ったらこうなりましたって感じなのだろう。
不完全というよりも、もう勢いだけしか感じない。70点はあるが、これ以上になりようがない。
それは「映画サービスデーには必ずスクリーンに座っている」という点である。
2016.10.1からは皆勤賞。特に年末年始の大作が出てくることもあり、劇場は結構活気づく。
そんな中で、当方が触手を動かされているのが「DESTINY 鎌倉ものがたり」と今回観た「カンフーヨガ」、そしてガルパンの映画版である。
第一弾に「カンフーヨガ」を指定したわけだが、結論から言うと、「これもまた映画」ということになるというところが恐ろしいのである。
ジャッキーが出てくるということで、お決まりのカンフーアクションは確かに堪能できる。ところが「ヨガ」って、どこで出てくるんですか?あ、謎解きにヨガのポーズが必要とか…エ?違う・・・あ、わかった、ヨガを取り入れた技が出てくるんだ…それも違う・・・敵役がヨガでジャッキーの技をことごとく封殺して窮地に陥るとか…これでもない?
ヨガが占める映画の中の役割は、はっきり言って数%以下だ。冒頭、研究員がジャッキーの客間のベランダで披露するシーンと、フリーダイビングする際のレクチャーの時くらい。ヨガで敵を撃退しているわけでもなく(できるわけないがwww)、存在価値も感じられない。
カンフー太極拳でも、カンフー盆踊りでも、カンフーバブリーでもよかったっちゃあよかった話である。ヨガである必然性を探すなら、インドとの合作映画、というくらいしか思い当たらない。
ストーリーも厚みを期待する方がどうかしている。ロケ地を転々として盛り上がるだけである。もちろん、途上にサプライズも用意されているが、ストーリー上には何の効果も表れない。ラストシーンで、敵役、というか、ライバルに当たる富豪が改心するという、とんでもない結末で口があんぐりとなった。
そして、インド映画の真骨頂たるキャスト総出の大円舞大会が繰り広げられるのである。衝撃はそれだけではない。スタッフロール残り1/4を残して、なんとBGMが途切れてしまうのだ。
こんな映画(のようなもの)、見たことないっっって、表現されるのはそういうことだったりするのだ。香港風の「インディ・ジョーンズ」(自分で言ったりしているし、そういう点でも始末に負えない)を、金に糸目をつけずに作ったらこうなりましたって感じなのだろう。
不完全というよりも、もう勢いだけしか感じない。70点はあるが、これ以上になりようがない。