私とダイエー塚口店(0318)のつながりについては、一度お話したことがあるのでここでは割愛する。
それもこれも、2棟体制で売り上げを取れる店舗だったことが起因しているわけであり、専門店優位のこの時代にはその店舗面積も持て余し気味だったことは終盤のころのダイエーを見ているとよくわかる。

かくして、もともと衣料品が入っていたフロアである1番館に移設された新生塚口店の実力を拝見しようとしたわけだが…
以前は2フロアあった食料品は、見事にワンフロアに統合。その代わり、アイテム数はかなり大胆に絞り込まれている印象を受けた。
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神戸三宮店(0622)の場合、ワイン・酒類が1階に上がり、その面積も拡充。余った部分に日配や惣菜系などが入る形になり、取扱いアイテム数は旧来より2割程度増えている。実際、改装後3年目に入り、実質上部階が閉鎖していた去年よりも売り上げはいい模様である。
さて、塚口。3番館当時のような、やや導線のはっきりしない配置ではなく、端から端まで見通せる奥の通路は、ここ最近の新店でもなかなかお目にかかれない代物。だが、先にも書いたように、どうしても面積的には2割程度削られたように感じるわけで、潤沢な物量も、アイテム数も感じられない。

とはいうものの、買い物自体がしにくいわけではなく、なかなか見せる店舗に生まれ変わった印象を受ける。まあ、これで「AEON FOOD STYLE」を名乗るところはどうか、と思ったりもするのだが…

さて、買い物を済ませレジに。
な、な、なんと!税込みぴったり1000円だったのだ。
なかなかにない体験。こんなこともあるから、店舗訪問はやめられない。

【店舗訪問データ】
 店舗名  塚口店                    店コード   0318(改装/移設だがコード変わらず)
 購入品  お菓子・ビールほか計8点         購入金額   1000円