多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

TOHO梅田

2020.3.5 実に一年ぶり 「君の名は。」47縄目 鑑賞記

2019年、実のところ、「君の名は。」の映画を見られる機会というのは実に限られていた。劇場でかかったのは本当に数えるほど。さすがに私も「どこでやっていた」とか、追いかけ続けているわけではないのだが、確実に片手程度の鑑賞機会しかなかったと思われる。
ところが、その鑑賞機会を私をはじめ、幾人かのどぎついユアネーマーは、離島たる沖縄でそれを体感したのである。
→まあそりゃ、映画館ではないし、感動ももう一つだったかもしれないが、「見た」ことには違いない。ブログはこちら。

それから1年2か月。
「ドリパス」という、TOHOシネマズが運営する、リクエストシステムによって、「君の名は。」が上映候補にのし上がった。配給がTOHOでなくても、リクエストの数字が上がれば候補作に名乗りが挙げられる、単純なシステムなのだが、一度候補に上がってしまうと、しばらくは投票等は無理のようだ。
東阪での企画上映の口火を切ったのは、TOHOシネマズ梅田の3/5の回。発売開始とともに当方は予約し、ここはあえて没入感を大事にすべく後ろ寄りの席を確保する。
購入が終わって劇場の配置を見て少しだけ血の気が引く。150人程度の箱といえば、本館ならば7か8、あるいは別館しかないからだ。そして特徴的な座席配置から、8番スクリーンが該当すると判明、席位置で失敗したと知らされる。7/8番は、傾斜がなく、後ろにしか出入り口がない少し古風な感じの作り。音響だけはどうなのかは気になっていたところだった。

当日。
仕事はスイスイと終わり、むしろびっくりする。19時スタートに余裕(とは言っても20分前)で間に合うスケジューリング。毎度のフォロワー氏が参集する、いつもの鑑賞回を印象付ける。当方は、別件の「薄い本」の配達とその他もろもろを済ませて、宿題を終わらせた雰囲気。
館内は、そんなわけで、きっちりと観客層を確定するまでには至らなかったのだが、特筆すべきは、20代/30代の鑑賞が相当数を占めていたということである。しかも、一つ間を空けて横に陣取った男性二人連れの一人はスクリーン未見だという。
"はいはい。あーきれいだなー、「映画には、まだこんな力があるんだと教えて」もらってください"
と感想を述べつつ、19時ぴったりにいきなり映画泥棒で幕を開ける。

たまの一斉再生会、個別で見ることもある「君の名は。」だけれど、どんなにレベルが低くても、スクリーンの魔力には敵わない。それを再認識させてもらった。あの彗星が落ちてくる開始一秒。このシーンが印象付けられなかったら、私もどぎつい回数見ることはなかっただろうと断定する。
映像だけではない。「天気の子」との比較で考えると、やはりこちらの設定なり脚本の方が一枚上なのだ。特にシーンの時間配分は秀逸すぎる。「前前前世」までが30分。ご神体から再訪問までがほぼ30分、クライマックスまでが30分程度、ラストシーンまでで10分弱。きれいに100分強で収まっている。「天気の子」は、当方も指摘したタオル問題や、曲に合わせてしまった増築した代々木会館の妙など、物理的におかしいところが多すぎる。
私自身は、「天気の子」は、「君の名は。」を越えれていないと思っていたのだが、再度スクリーンで見て、その想いを新たにする。曲に引っ張られた「天気の子」は新海氏がRADの野田氏に遠慮したかのように映るのだ。「君の名は。」では、RADは試されていたと思われる部分もあるし、大ヒットした「前前前世」と同等のヒットが「天気の子」からも現れていないところからでもうかがい知れる。

鑑賞自体は、タイトルまでのモノローグ部分だけで泣けてしまい、しかし、初めて見ているような新鮮な感覚にもとらわれながら見させてもらった。そして、図書館のつぶやき「俺は……何を?」の答え(一葉の「あんた今、夢を見とるな」で囲われたすべての出来事が夢の中なのだが、図書館でやっていることは現実として理解しているから、何をしにここまで来たのかがわからなくなってしまった/もっとも、それらしい考えは持っていたのだが、今回の鑑賞で確定した)が出たことも収穫となった。

「そこに、いるのか?」
あーもう、ここから実際ヤバかった。ご神体でのお互いを探すシーン、カタワレ時の邂逅、痴話げんか。すべてが愛おしいのだ。そして、大の大人、特に男性陣を慟哭の谷に突き落とす、ペンを落とす作劇からの瀧の魂の叫びは、泣くなという方がどうかしている。
そしてエンディング。「離したりしないよ 二度と離しはしないよ」この歌詞の破壊力。二人の間を歌った曲だから、私も感動できるのである。もちろん、「大丈夫」の強さも否定はしない。

エンドロールが終わり、やや前方からパラパラと拍手が。当方も少しだけ便乗して会場を出る。

2018.3.31 40縄目@TOHO梅田別館10スクリーン

「ガルパン最終章第一話」を見て劇場を後にする。
即座に携帯に電源を入れて、とある場所の空席状況を確認する。
そう。3/31に上映される「君の名は。」の入りの確認だった。
ラストくらいは大箱で有終の美を…と行きたかったが、120人強しか入らない、しかも別館での上映。関西のキチ縄勢が多数来館することは確実で、実際、私のフォロワー氏は、3/30・31両日御出勤というありさま。

7時前の時点で、半分程度は埋まっている状態。ウム。満席とはいかないかもだが、両隣観客でひしめく場所での鑑賞は避けたかった。そうなると、とっとと行って前日予約。かくして塚口から、足は梅田方面に向かっていく。
半量は埋まっているとみられる座席。私は有無を言わさず、右通路の席をゲットする。通路側に少し体をひねれば、左の座席の方には遠慮なく演じることができるwwww。

そして翌日。
時間もあったので、食事を済ませて17:15頃現地着。ツイでつぶやくと、悪魔のような『カフェにおいで』という返信。コラボカフェに20分ごろにつき、「言の葉の庭」モチーフのソーダ水を戴く。760円なりw

17:50に劇場入り。そもそも待ち合いもしょぼい場所なので、カフェでの時間つぶしは正解といえた。

観客は100人強。老若男女という表現がふさわしいものの、やはり、極度のリピーターと思しき層=壮・中年層が多い。平均年齢は40歳代、男女比は、やや男性優位ながら女性の観客も相当数いた。

今日という今日は泣くまい、と心に決めていた。そして、面白いことに、画面の小ささからか、あまりエモーショナルに感じずに中盤までを通り抜ける。「お、これは行けるんじゃね?」


甘かった…

二人の声がそろう。瀧が全てを悟り、微笑みをたたえながら「三葉」とつぶやく。ここでじわっとくる。
二人の会話は言ってみれば、付き合いたてのカップルのような初々しささえ感じる。「やっとこの手が君に追いついたんだよ」。それを瀧は、「大変だったよ、お前、すげー遠くにいるから」と表現した。この表現も実は奥深い。「死」とは一切感じさせないことだからである。三葉は「あたし、あの時…」と言っていたが、これとて、「未来の出来事」なのにこういう言い方ができるのがおかしい話である。客観的にみると、この会話も実はおかしなところだらけである。
それでも新海マジックにとらわれた我々は、二人が「ようやく会えた」ことに安堵してしまっている。だから、あのシーンは、不意打ちであり、反則であり、観客にまで喪失感を植え付けることになるのだ。
今回は、「言おうと思ったんだ」のところまでは何とか通り越せたが、「お前は、誰だ?」のセリフでまたしても自我崩壊wwwww今まで押さえていたものが一気に噴出してしまって、どうしようもなくなる。
ラスト。「離したりしないよ 二度と離しはしないよ」でまたしても感極まる。何度も言っているが登場人物に歌わせず、曲が二人の気持ちを代弁する、ミュージカルスタイルの作品。こんな作品は今まで見たことがなかった。だから、そこに感動した人が大勢いたということだろう。

「グレイテスト・ショーマン」も気が付けば300万/40億越えまで興行を伸ばしている。純然たるミュージカルも受け入れられればこの通り。君縄をミュージカルと見ている評論家諸氏は少ないが、曲の存在がヒットを左右したことは間違いない。
さて、40回まで伸ばした。地元での公開も気になるところだが、それはまた別の機会に譲りたいところである。

2018.3.24 39縄目@TOHO梅田 3番スクリーン

私に突如として舞い降りた映画鑑賞という趣味。
すべてのきっかけは、何度も何度もこのブログで見て「またそれ言うの?」という定形文句のようになってしまったが、2016年10月1日のTOHO西宮OSで見た「君の名は。」の初見からである。
私自身は、そのときまで映画というものを軽く考えていた。1500円程度で見られるけれど、準備も含めれば3時間余り拘束される、駄作だった時の「金返せ」という衝動、そもそも感動などできるはずがない…
映画に対する間違った印象が2001年「千と千尋」を見てからこっち、ずっと取り付いたままだった。だから、「まどマギ」も「ガルパン」も取りこぼす結果になっていく。

それでも2016年。私は一種”覚醒”したと思っている。アニメーションに対する発言や意見も惜しげもなくこのブログにも書けるようになった。今まではそれに関して書くのがはばかられると思って封印していたものが一気に噴出した格好である。映画に対しても、今までなら決して見ようと思わない邦画実写系も肌に合いそうな作品はとりあえず一度は座ってみたりしている。

関西にやってきた「新海誠展」。これに連動する形でTOHO梅田で新海作品5作品が上映されている。なにがすごいって、今回の新海誠展は、映画も見られ、コラボカフェも会場の隣にあり、もちろん物販もある。映画まで楽しめる会場は今回が初めてのはずで、実際、私も3/14に展示も拝見し、返す刀で「雲のむこう、約束の場所」をスクリーン初見した。→あんまりだけどレビューはこちら。

そして、真打ともいえる「君の名は。」の上映が3/24からスタートする。実は、3/30・31・4/1は3日連続劇場訪問がほぼ確定している(30日は、ガルパン最終章を見届け、31日は君縄最終上映回を押さえる。4/1はサービスデーなので洋画のよさげなのを見る予定)。そんなことになる自分が、2年前の今頃、現出するなどと予想だにしなかった。

もちろん完全正装でスクリーンに対峙する。なぜスーツで対峙するのか、といえば、映像作家のみならず、出演者、裏方さんに至るまで、礼を尽くさねばならないと思っているからである。その映像を送り届けることにどれだけの心血が注がれているのかを思うとき、ラフな格好で見ることは非礼、失礼と思うからである。特に、私をいろいろな意味で映画に振り向かせ、それ以降の作品にも興味を持たせてくれた「君の名は。」には、いくら礼を尽くしても尽くしきれないとさえ思う。
当然、私のような"崇高?"な思想でスクリーンに対峙するのはごく一部だ。それでもスクリーン3番には、名作の復活を今や遅しと待ち構えていた、120人強の観客で埋まる。

今日という今日は泣くまい、と心に決めていた。でも、二人が求めあう「カタワレ時」からの一連の流れは、どうしても涙を禁じ得ない。「お前は、誰だ?」と絞り出すようセリフで完全に、そしてまたしても自我崩壊wwwww
やっぱり、この作品は泣かずにはいられないスイッチがあるのじゃないか?と勘ぐってしまいたくなる。

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