多趣味・マツキヨの落書き帳

2013年(平成25年/皇紀2673年)1月、タイトル含めて大幅刷新いたしました。 現在、ダイエー店舗訪問記録/映画鑑賞記/即席麺試食記/ラーメン店訪問記がメイン記事となっております。画像/引用/リンク等は、ご随意に。

2026.9.9 配信→劇場の流れは初。「THE RIBBON HERO」鑑賞記

Netflixオリジナル作品が話題になることが多くなってきた。ちょっと前の「新幹線大爆破」では、車掌役の草剛の好演と、よもやのJR東日本全面協力による車両爆破までがセットになっていて、オリジナルの、犯罪サスペンス的な色合いを大きく替えて来ていた。そして直近の大ヒットと言えば「超かぐや姫!」をおいて他にはないだろう。9月18日からのよもやの復活&ラージフォーマットによる特殊環境上映がどういう化学反応をもたらすのか、注目である。

遅れること約半年。本作「THE RIBBON HERO」のネトフリ配信当日に勇躍見てみるのだが……。映画館でやることを前提に画作りしていると思われる演出が意外に多かったので、「これも劇場でかけるつもりなのかな、でもなあ……」という不安もある中で、9月4日からの二週間限定上映という形で劇場公開された。
「超かぐや姫!」が争奪戦になったのとは真逆の入らなさぶり。「興行収入を見守りたい!」サイトの上位25位にもランクインできないほど(もっとも館数は少ないし、最下位記録が1435なので、これを基にしても6000人族すら見向きもしない一本だった、ということになる。初日は金曜だからといっても翌土曜も、日曜日もランク入りできず)。幼児向け作品を超えられないとは、世も末である。

初見を終わらせてある私にしてみれば、「劇場で見ればある程度は映えるんじゃなかろうか」というところくらいしか気になるところはない。結局夕方回はカップル1組を含めた8人足らずでの鑑賞となった。

初見は90点だったが、最終評価は、91点にとどまることとなった。
とりあえず、空中戦と、大量のリボンが舞うクライマックスを、スクリーンで見られたということは大きな意味はあった。とはいえ、性急すぎる物語展開、感情移入できないキャラクター造成、あいつの死はのちの導入(ネルガル内部での死者同士の語らいシーン含めた、コミカルシークエンス)の橋渡し役……。某氏が本作を「果てスカ現象」と評していたのだが、死者が語らうところとか似通っているし、唐突な実写インサートも、誰かさんと誰かさんが別の世界線で踊っている奇妙さにも通じる部分がありそうだ。

おまけのCDは、よくぞ配ってくれました、といいたい一枚になりそうだ。監督さんは正直私とは、肌が合わないかもな、とは思っているが、この失敗にめげずに作品を送り出し続けてほしい。

2026.9.4 「白鳥とコウモリ」鑑賞記

先日、本作の原作者でもある、東野圭吾氏が亡くなった。
→確認のため、ニュース記事を張っておく。
68歳という"若さ"も、死因が大腸がんであるということも驚きなのだが、あれだけヒット作を量産できている/しかも某トラベルミステリー作家のように一定のファミリーを構築せず、その時々で構成も設定も自由自在に組み立てられるところはすごいと思える。「ガリレオ」に代表される科学を用いた推理小説、シリーズものもいくつか上梓するなど、精力的な創作活動は目を見張るものがあった。
そんな魅力的な原作だから、映像化には引く手あまただった。昨年には「クスノキの番人」で初のアニメーション映画化も実現、毎年1本は、東野氏原作の映画を見られているような気がしている。

東野氏原作、ということもさることながら、本作は、主役二人のキャスティングで、あたりだろうがハズレだろうが見る確定にさせられた。「秒速5センチメートル」で、難しいとされる遠野貴樹を演じた松村北斗、昨今の女優さんの中でも眼力に一定の評価のある今田美桜のダブル主演となったら、見逃す方が大きな損失である。
ということで、初日レイト回に参加。ご多分に漏れず、松村北斗担と思しき女性ペアやソロがかなりの比率来訪。「推しが出ているから」という不純な動機でも、足を運んでもらうことの方が重要である。
さて、私も斜に構えていた部分があったとはいえ、ほっくん演じる和真が自然体を通り越して「演技か、それ」というような会話劇を繰り広げ、対する美令を演じた今田美桜は、そのぱっちりと見開いた眼が物語る、という語らずして感情を想起させるという高等技術で魅了してくれた。
正直二人の芝居に脳を焼かれてしまうかと思われたほど、出来が良すぎたのは周りを固める脇役陣がうますぎたからだ。特に刑事役の柄本佑は動の方で、和真の父・三浦友和は静の方でしっかり物語に関わってくれたのはよかった。
ここ最近ロケ地に指名されることの多くなった愛知県が今回も随所に使われていて、名鉄電車に二人が乗車しているシーンもあった。何より、それなりに時代考証的な部分でも及第点が上げられる、1984年当時の衣装や車両に気配りを見せてくれたのはかなり大きかった。もっとも、現代シーンでは、逆に2010年代後半に走っていない車両が使われる・写り込むなど、もうちょっと編集や車種選定には気を使ってほしかったりする。
それでも、二人の熱演でそう言ったこまけーことは本当にどうでもよくなる。ラストシーンは、流石に予定調和ではあるけれど、誰もが期待している結末、父の死ですら泣かなかった美令がボロボロ泣くシーンで十分に元は取れたと思っている。得点は96点。今年前半があんまりな作品ばかりでどうなることかと思ったが、やはり帳尻は合わせてくるものだな、と感心している。

即席麺試食記(395) チープだけど ヤマダイ 横浜もやしそば


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ここ最近、いろいろなカップ麺に目移りしている私がいる。
外食3:自宅4くらいのペースで夕食はとるようになっているのだが、自炊、というのもおっくうであるから、どうしても手軽に食べられるカップ麺を指名することが多くなっているのだ。
それでなくても、ようやく新米の価格は落ち着きだしているのだが、米を炊くだけでは飽き足らず、どうしてもお汁+総菜、というのが面倒になってしまうのだ。

そんな中でも、カップ麺メーカーの中ではひときわ信頼を置いているのが、ヤマダイである。
一度商品不具合を報告したところ、直接会って話を聞きたい、といわれ、そのあとにお詫びかたがた商品も送っていただいたことがある。某大手メーカーは、流石に個別の対応はしてもらえなかったが、中堅どころだからこそこうしたフットワークの軽さが際立つのだろう。

ヤマダイだって、主力の凄麺ばかりを出してはいない。安価で手に入る中堅クラスもそれなりにラインアップしている。そんな中で目に付いたのが本商品である。
→商品HPはこちら

安物だからといって満足度が低いわけではないのがヤマダイである。スープは、この絶妙なとろみが横浜発祥のサンマーメンを彷彿とさせてくれる。→確か出してたよね……ああ、凄麺シリーズでありました。
麺はもちろん価格相応。それでも、このスープの独特な味わいはなかなかまねできないと思う。「彩」が必ずあるのがヤマダイのカップ麺。安いからって侮れないんですよ。

 購入店舗  スーパーマルハチ 鷹取店
 麺    7.0/10   スープ  7.5/10    具材  7.5/10    総合計  22.0/30
 価格補正 なし      合計   22.0/30     格付け  A(価格相応)
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